今日は僕が愛用しているノートとペンについて。
こんな人向けの記事
・ノートとペンの購入を検討している人
・タブレットやスマホで補おうと思ったけどやっぱりノートとペンがいいかもと思ってる人
・今時ノートとペンを使うなんて時代遅れと思ってる人
・ミーティングの多い人
・俺は紙なんてだせーもんは使わねぇとイキってる人
ノートとペンを導入する前
今回は愛用しているノートとペンについて書いていこうと思うのだけど、このノートとペンを導入する前は今風にタブレットやスマホですべて完結させようと思っていた人だった。
というより、
『完全にペーパーレスで仕事するってかっこええやん』
という方が正しいのかな。
というのも起業する前に勤めていた会社では、ノート何冊使っただろうと思うくらい紙を消費したし、退職したときにたまったノートは意外と財産になるんだろうと思っていたけど、僕のノートの取り方が悪かったのだろう、ただの紙くずになってしまった。マジでただの紙くず笑
そこで退職したらもう2度とこんな思いはせーへんぞと。紙くずになるくらいなら資源の無駄いじゃーと。こうイキっていたわけです。
退職してから起業するまで
退職してから、いざ起業のネタが何かあったかというと100%は固まっていなくて、何しよーかなーとぼんやり考える日々が続きました。もう完全なるニート笑
*いっちょ前にカフェに行って仕事しているふりをするので、誰も僕がニートだったことには気づかなかったことでしょう笑
そして愛用しているSurface Proはペンも利用できるので、One Noteを使いドヤな感じでいろいろ書きながらビジネスのネタを考え、カフェに毎日10時間くらい入りびたる日々が相当長く続きました。なんやかんやで10か月くらいだったかなー。
そして同時にその10か月はこれまでの人生でも『徹底的に自分と向き合った時間』で、本当にあの時間は素晴らしい時間だったし、最高にワクワクした時間でした。
そしていろんなことをSurface ProのOne Noteを使っていろいろ書いていったわけです、生き方についてとか、考え方についてとか、死生観とか、ビジネスのアイデアとか。
でも少しずつ違和感を感じてきた
退職して『もう2度と紙なんか使わへんぞー!』とイキってデジタルデバイスだけを使ってたのに、ある時から違和感を感じ始めました。
『なんかうまく頭が整理できない』
『書いたものを見返すんだけど、文字に命というか魂がないな』
『めちゃめちゃ小さい字は書けない』
『充電めんどくさー』
『なんだかんだで機動力ないな』
『いちいちアプリ開くの待ってるの無駄だなー』
こんなことを感じるようになりました。
そして少しずつ自然とノートとペンを手に取るようになっていき、これはこれまでの習慣なのか、自分の性格ノートとペンがあっているのか分からないけどとにかく、紙の上にペンのインクで書いていくという作業がとても快適に感じるようになりました。
”ノートとペンはある程度いいもの使え”
この言葉は前職の上司からもらった言葉で、
『ノートとペンはいいもの使うと大事にするから、書いているものもきっと財産になるよ』と。
当時その言葉を聞いていた僕は、
『えっただの紙とインクじゃん。』
『何言うてんねん、それで何か変わるならとっくにやっとるわ』
的な、自分で試したこともないのにそう決めつけていました。
ただどこかその言葉が引っかかっていて、ちょうどデジタルデバイスに書き物をすることにストレスを感じてもいたので、ちょっとよさげなノートを買うことに。
Moleskinのノート
よさげなものを買うといっても、これまで500円未満のノートとかを愛用していた僕にとってはその金額を超えることがすでに『よさげ』なので、いろいろ調べるとノートにもいろいろ種類があってブランドもスゲーあるんだということに驚いた笑
そしてその中でいろいろ友人にも話を聞きながら
『Moleskinっていいらしい』
まーどこがどういいのかは置いといていざ高島屋へ(シンガポールには高島屋有るんですよ)。
そして値段見てひるむわけですが、意を決して購入笑
ちょうどいいサイズ感のものがあったので、これに決め、中はグリッドがないまっさらなものが欲しかったのでそちらを購入。
そして実際に使ってみて、この僕にとっては高価なノートはすごい財産になってます。
具体的に何が変化した?
どんな変化が起きたかをざっくり上げるとこんな感じ。
・ノートを丁寧に扱うようになった
・文字に命が宿ったみたいで見返してもその時の心情をリアルに思い出す
・どんなに小さい文字でもかけるので表現の幅が広がった
・他者に細かいニュアンスを伝えやすくなった
・機動力は圧倒的(開いてすぐかける)
・すぐ開けるので思いついたことを瞬時に整理できる
・充電を気にしなくていい
挙げるときりがないくらい結構いろんな変化が起きた。
特にこの中でも
『書いたときの心情を思い出す』
『すぐ開いてかけるので頭の整理がしやすい』
この2つはインパクト大だった。
もちろんパソコンとは別にノートを持ち運ぶとなるとその分重さとかも出てくるのでそれはデメリット。
ただデジタルデバイスからノートとペンに変えただけで、いろんなストレスから解放された。
ペンも大事
そして前述の上司の言葉には『ペン』というキーワードも入っているわけだが、これはいいペンを使うようになった時からずっと
『これからもいいペンを使おう』
と思っている。
僕の場合いいペンを自分で買ったことはないのだけど、大事な仲間からプレゼントでもらったものをずっと愛用している。
LAMYのScalaというペン。
このペン、超絶書きやすいので、買わなくても一度書き心地試してみるのありです。
本当に書きやすい。
もちろん大事な仲間からもらったものであるので大事にしているのだけど、何より心地よい重さと、書いているときの書き心地(ストレスを感じない)は安いペンには真似できないことかなと。
*そう思い込んでるだけかもしれないけど笑
まとめ
個人によってどのツールが一番作業や仕事がはかどるかは一概に言えないけど、僕みたいに紙→デジタル→紙に戻る人って結構多いんじゃないかなー
今はメインスマホにペン付きのNote 10 Plus(SAMSUNG)を使っているのだけど、それでも実際のノートを使う方が多い。
やっぱり機動力は圧倒的だし、いろんな使い方が出来るし、何より瞬時に使えるのはやっぱりいいなと。
今ではいろんなデバイスが出来てノートの取り方も変わってきているけど、ずっとデジタルデバイスを使ってた皆さんも、息抜きにノートとペンをとってみては。
おまけ
Moleskinの僕のお気に入りのノートがどこに行っても売り切れだった時にたまたま見つけたもの。
ブランドは『LEUCHTTURM1917』。
ドイツのプロダクトみたいです。
*ちなみにMoleskinはもともとフランスのプロダクトだったらしいです
もう見てくれはほとんどMoleskinと一緒なのだけど、違うのはページに番号が振ってあること。
今はMoleskinとLEUCHTTURM1917を使っていますが、何かいいノートが見つかればそれも試してみたいなと思うこの頃。